
写真:中川 雅貴
阪神5131形は1981(昭和56)年から1983(昭和58)年にかけて、非冷房車5231形の置換えを目的に製造された、普通列車用の通勤型車両です。
車体は5001形と同一で、制御機器は電機子チョッパならびに回生ブレーキが採用されており、省エネルギー化に貢献しました。
製造当初は2両編成でしたが、普通列車の4連化に際して組成替えと共に、方向幕が取り付けられました。
5550系や最新鋭5700系の増備により廃車が始まり、2019(令和元)年の5131編成の廃車を以て形式消滅しました。
■東芝製電機子チョッパ制御装置を搭載した5131形を、新規金型で製品化
■屋根・床下機器は5001形との差異を作り分け
■先頭車の連結器が交換された後の姿
■車両番号はセットに付属する車両マークからの選択式
■「“たいせつ”がギュッと。」マークはセットに付属する車両マークから選択式
■側面窓下の社紋は印刷済み
■新規製作のステッカーが付属し、種別・行先表示、弱冷車、優先席を収録
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面方向幕(白色)が点灯
■列車無線アンテナ、ヒューズボックス、避雷器はユーザー取付け
■車端部付きロングシートパーツを実装
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。