写真:渡邊正樹
東急電鉄8500系は地下鉄半蔵門線相互乗り入れに対応するため、8000系をベースに1975(昭和50)年から登場した車両です。
製造時期により、コルゲート形状・屋根断面・窓枠等の形態に差異があります。8631編成の13次車以降は車体構造が変更され、軽量車と呼ばれる車体となり10両編成で製造されました。それ以前の非軽量車編成も10両編成化時にこの軽量車が増結され、10両化に関連した複雑な編成組み換えにより、様々なパターンで軽量・非軽量車が混在するようになり、編成ごと特徴があります。
2003(平成15)年からは、田園都市線~半蔵門線~東武伊勢崎線(現東武スカイツリーライン)直通運転に伴い、東武線内でも活躍しました。
末期は車端部に黄色テープが貼付され、後継車種の増備により2023(令和5)年1月に全車引退しました。
■2016(平成28)年頃まで運行されていた、青帯の8637編成を製品化
■新規金型のボディにより、車側灯の形状を再現
■車両番号、コーポレートマークは印刷済み
■車端部黄色テープは付属車両マーク選択式
■ステッカー(新規製作)が付属し、種別・行先表示、運行番号、優先席(旧)、弱冷房車、車椅子・ベビーカーマーク、女性専用車を収録
■列車無線アンテナ、ヒューズボックスはユーザー取付け、避雷器は一体彫刻表現
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面種別行先表示(白色)、前面運行番号(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車端部付きロングシートパーツを実装
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。