写真:渡邊正樹
東急電鉄9000系は、1986(昭和61)年から導入された東急電鉄初のVVVF制御を採用した車両で、東横線に8両編成が14本、大井町線に5両編成が1本投入されました。車体は、東急電鉄の標準的な切妻20m車ながら、将来の地下鉄乗入を想定して前面に非常用貫通路がオフセットして設置されているのが特徴です。
9006・9013編成は、それぞれ「TOQ-BOX」と呼ばれ、9006編成は車体に虹や楽器、音符などの装飾がラッピングされ、2010(平成22)年8月まで東横線で運転されていました。9013編成は車体にシャボン玉の装飾がラッピングがされ、東横線で運転されていました。
2025(令和7)年現在は大井町線で活躍しており、9001・9013・9015編成は同年4月より順次先頭車正面の帯を赤色に復刻した姿になっています。
■かつて東横線で活躍した9000系「TOQ-BOX」を、前面行先表示点灯仕様でアップデート
■クハ9000とクハ9100号車の床下機器は専用品を装着
■前面にスカートが設置された後の姿を製品化
■車両番号、コーポレートマークは印刷済み
■種別、行先、運番、優先席、弱冷房車、車椅子、女性専用車は付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
■列車無線アンテナ、ヒューズボックス、避雷器は別パーツ取付済み
■ヘッドライト(電球色)、テールライト、種別・行先・運番(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車端部付きロングシートパーツを実装
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。
前回製品<30313><30314>との違い
■セット構成を基本4両・増結中間4両から8両セットへ変更
■前面種別、行先、運番点灯のライトユニットを取り付け
■前面種別、行先、運番は付属ステッカー(透明タイプ)選択式に変更
■パンタグラフをPT44Sに変更
■クハ9000とクハ9100号車の床下機器は、専用パーツを実装
■車端部付ロングシートパーツ装着