写真:渡邊正樹
東急電鉄1000系は、地下鉄乗り入れ用の7000系の後継車として登場しました。1988(昭和63)年から1992(平成4)年にかけて、東横線用の8両固定編成が8本、東横線・目蒲線(現目黒線と多摩川線)兼用の4両固定編成が4本、池上線向けの3両固定編成が11本製造されました。東横線用は8両編成で製造されましたが、目蒲線との共通予備車として4両+4両に分割できるグループも製造されました。これらの編成は目蒲線で運用される場合、4両編成に分割して活躍しました。
2013(平成25)年3月に、東横線と東京メトロ日比谷線との直通運転が休止されましたが、東横線向けの車両の一部編成は、3両編成化と各種改造工事を受けて池上線・多摩川線用に転用され、2014(平成26)年5月10日から営業運転を開始しました。
改造後は、7000系に準じた濃いグリーン、リーフグリーンにゴールドを加えた3色の車体カラー帯としたほか、戸袋部には三日月のマークをアクセントとして加えています。制御装置も交換され、パンタグラフもひし形1基からシングルアーム式2基に増設されています。
■池上線、東急多摩川線のラインカラーと水玉模様のラッピング車両を製品化
■パンタグラフ撤去跡の屋根を再現
■社紋、前面・側面車両番号は印刷済み
■ステッカーが付属し、前面・側面行先表示、前面運行番号、優先席、弱冷房車、車椅子、ベビーカーを収録
■ヘッドライト(白色)、テールライト、前面種方向幕(白色)、前面運行番号(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車端部付きロングシートパーツを搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。