103系電車は、1963年から1984年までに総勢3447両が製造された国鉄を代表する通勤形車両です。
JR西日本に引き継がれた103系は、車両延命と車内設備の向上・改善を目的に、一部の車両に外板設備・床下機器の更新・窓サッシの交換などの各種更新工事が行われました。
大和路線では国鉄時代からウグイス色の103系が、正面に黄色の警戒帯を巻いた独特の姿で活躍しており、一時期は帯が消されたり、白色で復活したりと独特な表情を見せながら201系と共に奈良周辺の線区で広範囲に活躍。時期によっては貸出などがあり、更新工事の違いによる形状違いの混成編成や、塗装変更されず2色で構成される混色編成が見られました。
製品は、2010年3月から一時的に編成された奈良電車区所属のNS618編成をモチーフにしており、編成大半は延命N工事を施工した比較的原形に近い形状車両に、中間車2両がオレンジ色の40N体質改善工事車両が編入されています。
カラーで異なる所属標記「大ナラ」「大モリ」やNS618編成固有の車両番号は精密印刷で再現済みです。
★新設計のフライホイール付きコアレスモーター動力ユニットを搭載。スムーズかつパワフルな走行性能!
★ウグイス色の編成にオレンジ色の体質改善40N中間車を組み込んだ2010年のNS618編成。
★ワンパッケージの完成品なので塗装済みキットから再現するより容易です
★車両1両ごとの形態を模型上で再現
■前面車番・側面車番・JRマーク は印刷済み。
■窓サッシ・靴摺・ドアHゴム・前面ガラスワイパー は印刷で再現。
■列車無線アンテナ・信号炎管・避雷器 は別パーツユーザー取付。
■パンタグラフは PS-16W を装着。
■模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。