写真:百々貴俊
京阪10000系は、2002(平成14)年より製造された4両編成の通勤型車両です。7200系をベースに、床面高さを20mm下げてホームとの段差を少なくし、フルオートエアコンの採用やUVカットガラスの採用など差異があります。1次車ではパンタグラフやヒューズボックスなどが1900系や2600系で使用されていた部品を流用し、コストダウンが図られています。
2006(平成18)年以降に登場した2次車では、ほぼ新造品の部品が使用され、台車の統一や窓枠の黒塗り化、車内蛍光灯カバーの廃止などの変更点があります。
登場時は、塗装がターコイズグリーン一色でしたが、2009(平成21)年より現行の新塗装へ順次変更されました。また、2015(平成27)年頃に前照灯が電球色から白色LEDに変更されました。
2016(平成28)年には、一部の編成が7200系と9000系の中間車を組み込んだ7両編成となり、本線系統でも運用を開始しました。
■配管形状が異なる先頭車のボディ、屋根を新規製作して再現
■側面窓枠がアルミ地の1次車をプロトタイプに製品化
■コーポレートマークは印刷済み
■種別・行先表示、優先座席、車椅子マーク、前面ワンマン表示は付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
■車両番号は付属車両マーク(新規製作)からの選択式
■避雷器は一体彫刻表現
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、通過標識灯(黄色)、前面種別・行先表示(白色)が点灯
■前面通過標識灯はライトユニットのスイッチにて左右点灯・消灯が選択可能
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車端部付きロングシートパーツを実装
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。