※写真は組立見本です(台車・車両マークは別売り)。
ナロ10形は、1957(昭和32)年に特急用の特別2等車(特ロ)として33両製造された、リクライニングシート装備の軽量客車です。座席車ですが、寝台車と同じ車体幅で、裾に絞りがある形状となっています。また非冷房車のため窓は開閉可能で、屋上にはベンチレーターが設置されていました。
登場時の車体色については、「つばめ」・「はと」用が淡緑5号(通称:青大将色)、「あさかぜ」用はぶどう色1号、等級帯が青1号となっていましたが、1964(昭和39)年ごろから、車体色を青色15号、等級帯を淡緑色(淡緑6号)に変更しました。
1967(昭和42)年ごろには全車に冷房が取り付けられ、形式もオロ11形に変更となり形式消滅しました。
上記のほか、主に急行「霧島」、「さつま」、「日向」などにも使用されました。
・ボディ(青色)
・屋根(銀色)
・床板(ダークグレー)
・ガーランドベンチレーター(銀色)
・塩ビ板(透明、クモリ)
・ウェイト
・床下機器
・幌
・組立説明書
■未塗装エコノミーキットシリーズを実車に即した色合いで成型・塗装済みとした製品
■塗装の手間を省き、組み立てることが可能
■ボディは青色(GMカラー 7 青色15号近似色)成型とし、青15号相当色で塗装済み
■等級帯(淡緑色)は印刷済み
■屋根・ガーランドベンチレーターは、銀色(GMカラー8 銀色近似色)でそれぞれ塗装済み
■屋根・床板ランナーに含まれるガーランドベンチレーターのほかに、<70-5>ガーランドベンチレーターが付属
※本製品に台車、車両マークは付属しません。
※本製品はキットのため、組み立てが必要です。
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。