ナハフ11形は、ナハ10形の室内灯を蛍光灯化したナハ11形に、車掌室を設置した軽量形緩急車です。1955(昭和30)年、ナハ10に始まった国鉄軽量客車の車体構造は、従来の屋根・床を木製とした半鋼製車体を頑丈な台枠で受けるものとは異なり、屋根・床・側板・妻板を一体として鋼製化したモノコック構造に近いタイプとし、台枠重量を大幅に軽減することに成功しました。
また、台車も従来の重い鋳物製をやめ、プレスと溶接を多用した新設計のものが採用されました。この台車の基本設計は、現在の客車にもそのまま活きています。新製当時(1957〜58年)の特急「あさかぜ」・「かもめ」・「さちかぜ」「はやぶさ」の三等車に使用されていました。
・ボディ(茶色)
・屋根(銀色)/床板(ダークグレー)
・ガーランドベンチレーター(銀色)
・塩ビ板
・床下機器
・幌
・ウェイト
■未塗装エコノミーキットシリーズを実車に即した色合いで成型
■組み立ててすぐ遊ぶことが可能
■塗装の手間が省けるように成型色を変更し、帯がある車両は印刷済みとして製品化
■ボディは茶色(GMカラー2 ぶどう色2号近似色)成型
■屋根・ガーランドベンチレーターは、銀色(GMカラー8 銀色近似色)で塗装済み
■屋根・床板ランナーに含まれるガーランドベンチレーターのほかに、<70-5>ガーランドベンチレーターが付属
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。